2026年のあじさい観覧期間
今年のあじさいについてのご案内
日頃より雲昌寺のあじさいをお心に留めていただき、誠にありがとうございます。
本年のあじさいにつきましては、モグラの大量発生に加え、昨年夏の猛暑や冬季の急な雪による花芽の凍結など、様々な自然条件が重なり、例年と比べ花芽の数がかなり少ない状況となっております。
毎年楽しみにお越しくださる皆様には大変心苦しい気持ちでいっぱいです。日々心を込めて手入れを続けてまいりましたが、改めて自然相手の難しさを痛感しております。
例年多くの花が咲き広がる場所や参道では花芽がかなり少なく、例年の咲き具合を期待されてお越しの際には、ご期待に添えない場合もございます。
一方で、場所によっては例年以上に花芽の多い箇所も見られ、境内全体としてはいつもとは異なる趣の景色となりそうです。
さらに本年は、新たに創作いたしました「日本初・花を使った立体天井絵」による祈りの空間もご参拝いただけます。
厳しい自然環境の中で咲く花々の姿や、例年とは異なる境内の趣も、その年にしか出会えない風景です。
ひとつのご縁としてお受け取りいただけましたら幸いです。
このような状況をご理解のうえ、お参りくださいますようお願い申し上げます。
皆様のお参りを心よりお待ち致しております。
雲昌寺
副住職 古仲 宗雲
男鹿の新たな見どころとして注目を浴びている、北浦の雲昌寺(うんしょうじ)のアジサイ。
雲昌寺の副住職 古仲宗雲さんが20年以上に及ぶ歳月を費やし手塩にかけて育てた、境内を埋め尽くすアジサイの群生。たった1株から2000株以上に株分けしたアジサイが、満開の頃には一面を青色に染めます。
青一色にこだわり、まさに絨毯のように一面に咲き誇るアジサイの奥には北浦の港町そして男鹿の海が広がり、ここでしか見れない風景を作り出しています。
北浦 雲昌寺
雲昌寺の歴史は、1624年(江戸時代前期)にはじまり、寺伝では秋田市にあった正洞院二世観庵喜察大和尚を開山として開創されたといわれています。本堂は江戸時代に建立され、本尊は大阪の仏師作の墨書がある説法の釈迦牟尼像を祀る、曹洞宗の寺院です。
ある夜、境内の片隅にひっそりと咲いていた一株のあじさいの美しさに心を奪われたのがはじまりでした。お檀家さんや近所の方に喜んでもらえたらと思ってはじめた株分け・挿し木。
気づけば20年以上がたち現在の光景となりました。
さらに、夜のライトアップなど、地域の皆さんをはじめ本当に色々な方々のご協力のおかげで、私が心奪われた以上のあじさいを再現することができています。
花は本当にけなげで人を喜ばそうと一生懸命に咲いています。
仏様に護られているお寺の花園で花の心を感じ、お参りいただく皆さんの心にも花を咲かせて戴けたらと願っています。